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最終更新日:2022/9/26

bon repas ボン・ルパ 少人数制料理教室・ワイン教室(三重県桑名市)

JR・近鉄桑名駅から徒歩3分 フレンチ&イタリアンをベースにした少人数制料理教室&ワインのクラス 

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bon repas 日記

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CaliforniaとBourgogne
2023/12/25 15:17 UP

2023年ラストのワインのクラス クリスマスイヴに開催したので、ちょっぴり豪華に…。(笑)
ワインリスト
1.  Mâcon-Verzé 2020年/ Vignerons Des Terres Secretesヴィニュロン・デ・テル・スクレット
 ◇産地:AOC Mâcon-Verzé  ◇品種:シャルドネ100%
 ◇醸造:2020年の葡萄は、2019年と比較して最大3週間早く生育した。丁寧に圧搾後10°Cの低温で醸造。大桶で12ヶ月間熟成。
2.Croissant Chardonnay California 2020年/Jean Claude Boisset USA
 ◇産地:カリフォルニア州 ソノマ  ◇品種:シャルドネ100%   ジャン・クロード・ボワセ・ワインズUSA
 ◇醸造:カリフォルニア州内の複数のブドウ畑より収穫されたブドウを使用。新鮮さを保つため早朝に収穫。発酵はステンレスタンクと
    フレンチオークの新樽(15%)を使用。個別に発酵させたワインをブレンド。瓶詰め前にシュール・リーの状態で熟成。
3.Bourgogne Pinot Noir 2020年 / Domaine Des Terres Gentille  
 ◇産地:AOC Bourgogne ◇品種:ピノ・ノワール100% ドメーヌ・デ・テール・ジャンティーユ(マコンの北東、ペロンヌ村)
 ◇醸造:7日間の低温マセラシオンとアルコール発酵をさせた後、コンクリートタンクで8ケ月間熟成。
4.Tartelette Pinot Noir California 2021年/Jean Claude Boisset USA
 ◇産地:カリフォルニア州 ソノマ  ◇品種:ピノ・ノワール100% ジャン・クロード・ボワセ・ワインズUSA
 ◇醸造:カリフォルニア州内の複数のブドウ畑より収穫されたブドウを使用。
5.Fixin Rouge “Coeur de Violette” 2017年/ Frederic Magnien
 ◇産地:AOC Fixin  ◇ピノ・ノワール100%  フレデリック・マニャン(拠点はモレ・サン・ドニ)
 ◇醸造:ジュヴレ・シャンベルタン寄りに位置する5区画のアッサンブラージュ。古バリックで14ヶ月熟成。
6.Champane Cuvee Special Brut NV/Dominique Massin (NM)
  ◇産地:シャンパーニュ コート・デ・バール ◇品種:ピノ・ノワール100%
  ◇醸造:補糖:9g/L(ピノ・ノワールベースのリキュールを使用)
   一番搾りのみのキュベ使用。タンクで熟成した4ヴィンテージをアッサンブラージュ。
   マロラクティック発酵あり。SO2最小限度。最低3年間瓶内熟成、デゴルジュマン後6ヶ月休ませ出荷。
白1.2.の比較は、マコンが全員一致でお好み&ブルゴーニュという回答。 マコン・ヴェルゼは、円やかな果実味と伸びやかな酸が、素直に美味しい! 2.のクロワッサンは、香りもバニラ!味わいもバニラ!…料理が欲しい。
赤3.4.5.の比較では、タルトレットとフィサンで人気が2分 個人的には、3.のちょっと湿ったベジタル香&バラのポプリ感、柔らかい 果実味が心地よかったのですが。4.は、ラズベリージャムとスミレの香りに とてもジューシーな口あたり、余韻にカカオ。エチケットのままの印象。 5.は、黒スグリやクローブパウダーの香りから、果実味と酸とタンニンが全て 融け合って余韻が長い。やはり、村名なだけはありますね。   料理は、鰤と苺とキヌアのサラダ、鱈とじゃがいものグラタン 黒毛和牛すね肉の赤ワイン煮、「パン・シノン」のシュトーレン 2.のクロワッサンのバニラ香がしっかりあることを意識して、ジャガイモのグラタンは バター効かせ目にしてみました。クリスマスシーズンなので、すね肉も入手しやすく 時間をかけて赤ワイン煮に。そして、自宅で約3週間寝かせていたシュトーレンを。 岐阜市のパン・シノンさんのシュトーレン、美味しいのです! ご参加の方かたに差し入れていただいたチョコレートを添えて。   今年もワインのクラス、色々なテーマで開催するこができ、私自身もたくさん勉強 させていただきました。来年もみなさんの好奇心を満たせるようなテーマ設定、 そして美味しくワインを楽しんでいだけるような内容で開催していきます! リクエストあれば、遠慮なくお聞かせくださいね。

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先生情報
谷藤 律子
谷藤 律子
料理研究家 シニアワインエキスパート   

大手出版会社勤務を経て料理研究家に転身。大阪の有名調理師専門学校、パリのリッツで西洋料理を学ぶ。毎年フランス各地で郷土料理・家庭料理を学びレシピ開発に活かす。提案するレシピは、身近な素材を活かした「手軽に作れるおしゃれな料理、ワインが美味しく楽しめる料理」がコンセプト。

JSA認定ワインエキスパート・エクセレンス JSA認定SAKE DIPLOMA 
日本ソムリエ協会三重支部役員 



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