イタリア料理留学中に出会った、各地のマンマの味を写真付きレシピでご紹介します。
ついにラストデイに辿り着きました~。最終日は朝からパルミジャーノレッジャーノの工場見学をして、北上してクラテッロ見学。そしてクラテッロ三昧のランチ。 そしてボローニャ空港OUTです。 さあ~、パルミジャーノの大きいチーズを丸ごと食べるぞ~!! 1個40キロだって軽々よ!力持ち~!!! な~んて、まさか。か弱い私に持ち上げられるわけがなく。レプリカでした~。 前日に搾乳したミルクと、今朝搾乳したミルクをあわせて1200ℓのミルクを大きな釜で温めて凝乳酵素を入れてカードにしたら 二つにわけて布で包んで水を切り、型に入れてさらに3日間脱水し、塩水につけてから熟成させます。 大きな釜に入った大量のミルク 600ℓから1個40キロのチーズが1個完成します。 棚に並んだパルミジャーノの全てに製造番号、製造年月日とどの釜であったかが刻印されています。 厳しい規定をクリアして市場に出回るパルミジャーノはまさにチーズの王様。 直売所には近所の方がたくさんお買い物にいらしていました。熟成年数別に試食もさせていただきました。 惜しげもなく伝統製法のバルサミコもおかれていますよ♬ 36ヵ月や48ヵ月なんて長期熟成のものもありますが、18~24ヵ月熟成くらいが食べやすくて人気だそうです。 売られていたバターも美味しかった!! さて、お次はクラテッロを見学に。 クラテッロというとジベッロ村が有名ですが、「クラテッロ・ディ・ジヴェッロDOP」のエリアはポー川に沿って横に広がっており、8つの村が指定されています。 今回はコロルノという村にある工房を訪問いたしました。 ジベッロ村を訪れた時のブログはこちら クラテッロはお尻の部分を塩をもみ込んで一週間ほど置いたのち、膀胱に詰めて熟成させます。ポー川の周辺は霧が深く、適度な湿気がしっとりと甘い肉質のクラテッロの熟成に良いと言われています。 クラテッロの16か月と26.38ヵ月の食べ比べ!しっとり甘くて柔らかで美味しい~。これ1人一皿よ。 今、豚肉を日本に持ち込めないのでここでいっぱい食べてって!!! 黒豚の喉肉のハムがのったロヴィオーラチーズとラディッキオのリゾット カボチャのグリルとゴルゴンゾーラソース、カルチョフィのクロッカンテ。絶対美味しいやつ。 これはこの地方の洋ナシ入りトルテッリ。みんなで1粒づつシェアしてみました。人数がいると色々食べられて楽しい。 ドルチェのザバイオーネが濃厚で美味しい~。トルタ・ズブリゾローナを添えていただきました。 こちらのお店、美味しかったな~。 とまあ、すっかり大きくなっちゃったお腹をかかえてボローニャ空港へむかいます。満足満足。 はい、これにて2023秋の前澤女学院ツアー、終了!!! トルコはイスタンブールから始まって、ボローニャ→サンマリノ共和故国→マルケ州ウルビーノ またボローニャ戻ってのトスカーナはアレッツォ(おじいちゃーん!!)→シエナからの色々→モデナ→パルマ トルコから始まっての2週間。お付き合いくださいましてありがとうございました。 ずいぶん食べましたよ。その肉はいまだに思い出とともにお腹まわりにしっかりとついております!!! わー💦 次のイタリアの前になんとか前回の肉落とさねば。 過去の教室ツアーはこちら ※前澤女学院ツアー、次回はディプロマコース修学旅行を開催予定です🥰