イタリア料理留学中に出会った、各地のマンマの味を写真付きレシピでご紹介します。
のんびり更新中の2023秋のイタリア 10日目 朝からモンタルチーノの広場でワインのお買い物→サンタ・ジュリア農園のカンティーナ見学→ピエンツァでチーズのお買い物とオルチャ渓谷の絶景 夜はいつも行くトラットリアへ とこの日も朝から盛沢山です。 ブルネッロで有名なモンタルチーノですが、町はとっても小さくて可愛らしいです。すんごい久しぶりにやって来ました。 相変わらずの小さな町ですが、以前は初夏に来たのであちこちの窓際をゼラニウムが飾り、可愛らしい印象でしたが、今回は、観光客もおらず、小雨が降っていて人の気配がなく少し寂しい感じでしたが、貸し切りモンタルチーノという贅沢。 赤い旗は、少し前にモンタルチーノで行われた騎馬の祭りの優勝地区の旗だそうです。シエナ以外でもパリオのようなお祭りがあちこちであるみたいです。 モンタルチーノで作っているブルネッロが勢ぞろいしている店内。迷いますね~。 以前来た時はワインのことなんて全くわかっちゃいなかったのですが(今もたいして変わりませんが) 今回は広場のエノテカで物色して、お店のお兄さんを質問責めにしてお勧めブルネッロを1本と、もう1本、家にあるけどもったいなくて飲めなかったLa GERLAをもう1本買い足しました。飲み頃まで10年くらい置いた方がいいらしいのでまだ飲めませんが~。 看板切れちゃってますが、縦にBURUNELLOって入ってますよ。 モンタルチーノの町のトラットリアなどではブルネッロのリゾットなどのメニューも出ていて、食べたい!と思ったけれど、この日のランチは次に訪れるカンティーナのおばあちゃまのお手製ランチが待っているのです。我慢ガマン。 購入したLa GERLAのリゼルヴァを持って畑の前で 次はモンタルチーノの町から少し離れたところにあるサンタ・ジュリア農園へ。 こちらのワイン、日本ではまだあまり知られていませんが、実は神の雫にも登場するワインだそうです。エレガントでとても美味しいです。 造り手さんも、漫画で紹介されていることを知らず、なぜだかアメリカ人の訪問客が増えたので聞いたら、神の雫を読んできたというお客様が多く、掲載されていることを知ったのだとか。(連絡って出版社から特にないのね)サンタ・ジュリア農園の手作りサルーミ類に菜園の野菜。全てオーガニックです。おばあちゃまお手製のピチはこれまでいただいた中で一番上品!ブルネッロにも、その他お出しいただいたメルローにもよく合って美味しいい! 素敵な家族経営のカンティーナと美味しいランチで大満足でモンタルチーノを出発。 ペコリーノチーズと世界遺産のオルチャ渓谷の景色で有名なピエンツァへ移動します。この毎日、世界遺産まみれです。 チーズも色々買った後は景色を堪能。夕暮れのオルチャ渓谷。美しい風景が広がります。秋だから陽が暮れるのが早いのが残念。写真は17時前。夏なら8時半頃の景色です。 さ、おうちに帰って、いつものトラットリアにご飯食べに行きましょ~。行くと毎回行くのだけど、たまにハズレの時がある。 間違いのないのは前菜盛り合わせ。 リボッリータ。赤タマネギのごっつい切りを添えて箸休め的に食べるらしい。アクセントになるね。このニョッキはね、、、今回はイマイチだったな。すいません、女学院生たちがみんな、教室の進化版クルミソースニョッキの方が美味しいって。ま、そうなんだよね。 でもシエナで食べるっていう雰囲気をね。